公務員を辞めたいけど、両親に反対されている人だけ見て

転職

「公務員を辞めたい」

そんな想いから両親に相談してみたものの、猛反対を受ける人は多いと思います。

親から反対される理由として一番多いのは
『安泰を手放すのが勿体無いから』

「そんなの分かった上で相談してるんだよ!」と言いたくなる気持ちも分かりますが、”公務員が安泰”という固定観念を持っている親世代を説得するのはなかなか難しいです。

そこで「安泰」や「安定」について考えてみましょう。
ここから両親と話す時に説得する材料を見つけてください。

まず「親から見た一生安泰」と「自分から見た一生安泰」は、視点だけでなく、期間が大きく異なります。

親から見た一生安泰は、我が子が職を失わずに食っていける組織に属してくれることです。自分がこの世から去るまで、もう余計な心配をしたくないんです。

一方、自分から見た一生安泰は、不安定な世の中の波を乗りこなすために、必要なスキルや経験を積んで、必要であれば死ぬまで働けるような状態でいることです。

親も自分も「自らがこの世から去るまで」をベースに考えているので一生安泰の期間が異なるんですね。

あなたが定年退職を迎える頃には両親は何歳でしょうか?
まだまだ元気にやっているかもしれないし、もしかしたらもう近くには居ないかもしれません。
どちらにせよ、”子を養う”なんてフェーズからは確実に卒業しています。自分のことで精一杯なはず。

逆にあなたは定年退職後にもまだまだ長い人生が待っています。
その時に組織外で働けるスキル、もしくは働かなくても食っていける資産がないと確実にどこかで詰みます。

つまり親の目が届かなくなった時に困るのは結局「自分自身」になってしまうんですよね。
誰にも頼ることはできません。

・定年後、急に市場に放り出されるか。
・若いうちに自分から市場に出てみるか。

全ては個別事情なので、全員が転職したら良いとは思いませんが、モヤモヤしている気持ちがあるなら、後で後悔するのは間違いないです。

せっかく努力して公務員になって大喜びした親を説得するのは難しいと思いますが、「最終的に困るのは自分なんだ」ということをベースに話をするのが良いかと思います。

目の前にある不満だけをぶつけても両親の心は動かないはず。
自分も両親を説得する際は上記の観点を押さえた上で話してました。

ご質問等があればXのDMまでご連絡ください。
ぽいすけ|公務員からの転職専門

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